押出データ解析
EDA
RCDIGITAL,Inc.
May 2019
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押出データ解析
1-1特長
アルミ押出工場をIT化します。
等速押出と等温押出(RcdWin)、押出管理(EM)、押出データ解析(EDA)がデータベースに保存したデータを利用して、以下のような機能があります。
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押出データの帳票とグラフ化。
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設備の異常データの検出。
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アルミ押出機の停止時間(アイドルタイム)と少しの停止(チョコ停)と押出ダイス交換時間のCSVファイル化。
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押出パラメータの押出ダイスごとの履歴(押出速度など)。
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押出ダイス使用履歴。
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リアルタイムモニタ。
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歩留り。
1-2
メンテナンスと拡張性
RcdWinパソコンはLAN上で稼働するので、工場の生産管理システムと連携して、押出の自動化ができます。
押出パラメータを自動的に収集して、押出パラメータを自動で調整します。
押出データ解析プログラム(EDA)にデータを送信して、EDAで押出データの解析が行えます。
メンテナンスは、インターネットを通してリモートで行います。
RcdWin,EDA,EM,EP,RcdWinMoniと押出データベースは、1つのパソコンで動作します。
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押出ダイス選択画面
[押出ダイス番号]を選択して、[押出ダイス使用履歴]クリックします。
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[押出ダイス使用履歴]画面に遷移します。
図番2-1 押出ダイス選択画面
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[非押出時間Xlsxファイル]をクリックします。
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押出のEndから押出のStartまでのアイドル時間が、グラフでXlsxファイルに出力されます。
図番2-2 非押出時間(押出機アイドルタイム)Xlsxファイル
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押出ダイス使用履歴
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押出ダイスの使用履歴を新しいものから順番に表示します。
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選択した日の押出ダイスの押出パラメータを下段の表に表示します。
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[押出ビレット表]を実行すると、選択した日の押出ダイスの帳票印刷画面に遷移します
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0
図番3-1 押出ダイス使用履歴
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押出ビレット表
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[印刷]ボタンの実行で、プリンタ、Excel,PDF,Wordに帳票を印刷できます。
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[グラフ]ボタンの実行で、押出過程をグラフで見ることができます。
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下段の表で計測データの異常値の設定ができます。上段は異常値以上で、下段は異常値以下です。異常値には、帳票の数値の値の前に**が付きます。
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図番4-1 押出ビレットテーブル
4-1
押出ビレット一覧表の例
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帳票の表示する項目は、工場によって異なりますが、印刷する帳票は、A4横で3ページぐらいになります。
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エクセルの場合は、ファイルで開くと、行の全体が1行で見ることができます。
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図番4-2 押出ビレット一覧表
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5
押出データ検索
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図番5-1 押出データ検索
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6
リアルタイムモニタ
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押出状況をリアルタイムのグラフで見ることができます。
図番6`-1 リアルタイムモニタ
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製品の歩留り
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押出ダイスのロット単位の良品個数を参照して、指定した期間の歩留まりを計算します。
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同じ押出ダイスが2回でてきた場合は、2回目のダイスの良品個数は累計になります。
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終了メッセージがNoの場合は、まだ良品個数が入力されていません。
図番7-1 Product yield
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